友人の オススメメールが来なかったら
見落としていた作品。
ベルリン国際映画祭 金熊賞受賞作品だったんですね・・・・
お母さん、凄いです。
身につまされます。
たぶん 自分の中にも こういう部分があると思う。
全くない、とは 言い切れない。
そういう風に 思ってはいけない という
自分の 理性? こうなりたいという理想? が
何かのハズミで 飛んでしまったら
もしかしたら 私も こんな 母親になってしまう? かもしれない。
でも はっきり言えるのは
私は
息子 ( 子ども ) への干渉を
” して 何が悪いの? ” とは 思っておらず
子どもの人生は 子どものもの と 認識している。
・・・・ としても
彼女 ( 母親 ) の気持ちは わかる。
でも
事故を起こし、少年の命を奪った事に対し
あらゆる手を用いて 不起訴に持ち込もう とする 行動には
共感できませんでした。
親として
子どもを亡くした 相手側に対し
動揺し おかしくなっている息子に替わって
まず、謝罪が必要だと 思います。
子を愛する気持ちは お互い様だし
何より 事故だったとはいえ 一つの命を奪った事に
間違いはないのですから。
一人息子 だからなのか?
仕事をリタイアし
夫婦関係も 曖昧模糊となった 母親にとって
息子だけが 自身の 「 支え 」 「 糧 」 となってしまったのか?
或いは
最初から
「 自分のもの 」 として
息子を 育ててきたからなのか?????
対する 息子は
30歳過ぎの 大人にはみえず
嫌なものは
あたまを 土の中に突っ込んで 見えなくする ダチョウのよう。
たぶん 相依存関係で成り立ってきた 母と息子だったのでしょう。
『 私の、息子 』 とありますが
「 私 」 と 「 息子 」 の物語です。
邦題の 読点に 深い意味を感じました。
亡くなった少年には 申し訳ないけれど
この事故を通し
やっと 息子が 独り立ち できるようになった・・ということでしょう。
この映画で 少しだけ ルーマニアの現状
を 垣間見ることができました。
2014.07.06 「私の、息子」 名演小劇場にて鑑賞 ★★★★
見落としていた作品。
ベルリン国際映画祭 金熊賞受賞作品だったんですね・・・・
お母さん、凄いです。
身につまされます。
たぶん 自分の中にも こういう部分があると思う。
全くない、とは 言い切れない。
そういう風に 思ってはいけない という
自分の 理性? こうなりたいという理想? が
何かのハズミで 飛んでしまったら
もしかしたら 私も こんな 母親になってしまう? かもしれない。
でも はっきり言えるのは
私は
息子 ( 子ども ) への干渉を
” して 何が悪いの? ” とは 思っておらず
子どもの人生は 子どものもの と 認識している。
・・・・ としても
彼女 ( 母親 ) の気持ちは わかる。
でも
事故を起こし、少年の命を奪った事に対し
あらゆる手を用いて 不起訴に持ち込もう とする 行動には
共感できませんでした。
親として
子どもを亡くした 相手側に対し
動揺し おかしくなっている息子に替わって
まず、謝罪が必要だと 思います。
子を愛する気持ちは お互い様だし
何より 事故だったとはいえ 一つの命を奪った事に
間違いはないのですから。
一人息子 だからなのか?
仕事をリタイアし
夫婦関係も 曖昧模糊となった 母親にとって
息子だけが 自身の 「 支え 」 「 糧 」 となってしまったのか?
或いは
最初から
「 自分のもの 」 として
息子を 育ててきたからなのか?????
対する 息子は
30歳過ぎの 大人にはみえず
嫌なものは
あたまを 土の中に突っ込んで 見えなくする ダチョウのよう。
たぶん 相依存関係で成り立ってきた 母と息子だったのでしょう。
『 私の、息子 』 とありますが
「 私 」 と 「 息子 」 の物語です。
邦題の 読点に 深い意味を感じました。
亡くなった少年には 申し訳ないけれど
この事故を通し
やっと 息子が 独り立ち できるようになった・・ということでしょう。
この映画で 少しだけ ルーマニアの現状
を 垣間見ることができました。
2014.07.06 「私の、息子」 名演小劇場にて鑑賞 ★★★★