『　探偵はＢＡＲにいる２　ススキノ大交差点　』

ネタバレ有り！　注意！！！



映画の出来　云々ではない。

うさんくさい。
あまりにも　暴力シーンが多し　しつこい。
バットで　「　バース！　」　とか言って殴るなんて
発想自体　ひどすぎる・・・

政治家　の背景を描くのに
いまの　時期に
「　脱原発　推進派議員　」　に　する必要があるのか？？？
おまけに
この議員さんは　両刀遣いだという
ゲイだって　いうのは　そんなにも
（　人を殺さなきゃいけないほど　）
マイナーな　こと？？？？

なんだかなぁ・・・・・
まるで　個人の自由を規制したがる・・というか
枠にはめたい　側の　人間が製作しているのでは・・・？
なんて　
ちょっぴり　いや〜〜〜な　イメージを持ってしまった。


いろいろな　グループに追われるけれど
一番イヤだったのが
冒頭に書いた
バットを持った暴力集団である。
いったい　どこのグループが　あんなに執拗に追ってくるの？？？？
・・・・・
ふたを開けたら
組織ではなくて
勝手に政治家の先生を応援しているという
「　脱原発　」　推進の　トラック運転手個人の集まりだという。
・・・・・
びっくりした。
原発を推進したくない　原発に頼らない　世界を願望している私は
やっぱり
この映画のスポンサーが　気になった。
そういう信条　（　原発稼働反対！　）　のもとに　集まる　自主集団は　狂信的　って
言っているような　描き方だったから。


　　　　　・・・と　ここまで書いて
　　　　　（　ということにした。　）　って　オチは　なかったよね？　と
　　　　　ちょっぴり不安になった。
　　　　　「　脱原発　」　することで　
　　　　　一時的に　火力発電に頼り
　　　　　石油燃料が高くなるので　
　　　　　（　現在　石油を　火力発電燃料としている割合は　１５％以下だそうですが）　
　　　　　トラック運転手が　脱原発推進　とは　単純には　考えられなかったので。


あとから　調べました。
原作があると。
この原作の小説　「探偵はひとりぼっち　」は
１９９８年４月刊行のものなので
この時代の　ストーリーを　このまま
映画に持ってくること自体　無理だったと　思いました。


・・・と
いろんなことを考えすぎて
この映画について
素直な心で鑑賞できませんでした。
松田君　は　かっこよかったんだけど、ね。
＆
最後近くで明かされる
ある　秘密　が　とても　昔風で
どこかの映画にあったよな〜〜〜

とも　思いました。


　　２０１３．０５．２８　　「探偵はＢＡＲにいる２ススキノ大交差点」　　ＴＯＨＯシネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞　　★★