アルファベットの筆記体が書けない？！〜ゆとり教育って・・・〜

その話は
知人の
「　いや〜　まいったわ〜　今の若い子って　筆記体が書けないんだよ〜　」
というひと言から　始まった。

え？　何？？？

その　知人は　注文ワイシャツの仕立ての仕事をしていて
従業員を連れて　お客さんのところに行ったときに
「　ネームは　ローマ字筆記体にしておいて　」　と言われ
注文書に　筆記体が書けなかったそうだ。
書けないばかりか　読むこともできないそうな。

”　ゆとり教育の子達は　アルファベットの筆記体を勉強していない　”　ということを
初めて知った。



ゆとり教育の批判として
私たち世代が　「　３．１４　」　と習った円周率を　「　３　」　とする　云々の記事を
昔（　１０年くらい前？？　）　読み
びっくりした記憶はあったが
まさか　筆記体を勉強していないとは　知らなかった。

確かに・・　確かに・・
大部分の人達は　社会に出て　筆記体が書けなくても
困ったことは　なかっただろう。
私も　たぶん　社会に出て　必要だったことは　無かったように思う。
でも
前述の　知人の職業では　「　必要　」　なのだ。
ワイシャツのネームを　ローマ字で入れている人って　
結構　いるもんね・・・
仕立てて　作るくらいの　ハイソ？の方々からみて
業者が　ネームを書けない読めない
なんて　信用まで　無くしそうな気がする。
雇用主は　まさか　従業員が　筆記体を書けない・読めない　とは
思っていなかったらしい。
・・・習った　世代からみれば　そう思ったって　仕方ないよね・・・・・


思わず　私は
いったい　いつの世代からが　ゆとり世代なのか
確認すべく
子ども達に　メールした。
１９９０年生まれ　と　１９８７年生まれは　仕方ない　・・
（　こんな　言葉を使っては　子ども達に失礼だとは　思うのですが・汗　）
としても
それより　上の子達は？？？？？？

１９９０年生まれの末っ子は　「　習っていない。　書けない。　」
１９８４年早生まれの長男は　「　中学校で習ったから　書けます。」
１９８７年生まれの次男は　「　習っていないけれど　英語のノートに載っていたから　自分で練習した。
　　　　　　　　　　　　　　　けど、使っていないから　書けない字も　あるかも。　」

長男より　ひとつ上の　知り合いの子ですでに
「　習っていない　」　といっていたから
学校や　先生によって　違うのかもしれません。



今回のことで　自分の子どもが　そんな　教育を受けていたことに　初めて気づき
親として　あまりにも無関心だったことに　反省したのでした。